皆さんこんにちは!都市伝説やスピリチュアルの記事を書いている大学生の「ふじ」です。
最近地震が頻発していて怖いですよね…
そんな時に地震が予知出来たらなーと誰しも考えるはず。
そういうわけで、今回は地震予知についてまとめてみました!
盛りだくさんで書いているので、是非最後までご覧くださいね。
地震予知の歴史
現在でも甚大な被害をもたらす地震。
それは昔も同じで、昔の人も現代人のように地震を予知出来たらなーと考え研究をしていました。
1962年:地震予知ー現状とその推進計画
日本における地震研究は、諸外国に比べてはるかに盛んであり、またすぐれているところが多く、且つ豊富な資料に基づいている。しかし、それをもつてしても、的確な予知はいまだに不可能である。
引用:Blueprint.pdf (u-tokyo.ac.jp)
昔から地震大国で他国に比べて多くの資料がある日本でさえ地震の的確な予知は不可能と明言しています。
1965年~1998年:第1次~第7次地震予知計画
この計画は、自身に先行する現象の把握と解明による直前予知が最終的な目的としています。
そのために、地震観測網の設置や測地測量の実施から地殻変動・電磁気・地下水やガスなどの連続的観測などをしています。
最も有力な前兆現象としては、1978年1月14日に発生した伊豆大島近海地震(M7.0)での異常です。
伊豆大島沖では本震前に群発地震が活性化しました。
それによって、地下水位・地下水温・地下水中のラドンガスの濃度が変化しました。
地震前にラドンガスの濃度異常変動が観測されることが多い
このような複数の独立した現象が地震前に生じたため地震予知に役立つと考えられましたが、その後は有力な前兆現象は見つかることはありませんでした。
そして、1995年に起こった阪神・淡路大震災をきっかけに見直されます。
これによって地震防災対策特別措置法が成立されたり、地震調査研究推進本部が設立されます。
1999年~2013年:地震予知のための新たな観測研究計画
この計画では地震の準備から地震発生に至る全過程を理解し、地震発生に至るモデルを構築します。
それによって、地震を含めた地殻活動のモリタニングと予測シミュレーションが実現しました。
東日本大震災によって見直され、より精度の高い被害予測を出すことに成功します。
日本の地震予知・予測研究の歴史(1962年のブループリント以降)|公益社団法人 日本地震学会 (zisin.jp)
地震予知は不可能な理由
地震予知の歴史からもわかる通り、科学が進歩した現代でさえ的確な地震予知は不可能です。
科学的な根拠がない
地震予知が不可能と言われている理由に、「時間・空間」がわからないということが挙げられます。
専門家が約130年にわたり研究してきましたが、未だに予知は出来ません。
ラドンガスの濃度が地震と関係があるのではないか?というところまでたどり着きましたが、それを活用して予知をする段階にはいっていません。
政府もそれがわかっているようで、1995年の阪神・淡路大震災発生後に「地震予知推進本部」を改名して「地震調査研究推進本部」にしました。
地震予知に関する偽情報
気象庁から地震予知について調べました。
地震を予知とは起こる時・場所・大きさの三要素を精度よく限定して予測することです。
現在の科学的知見からはそのような確度の高い地震の予測は難しいと考えられています。以上により、一般に、日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマと考えられます。お聞きになった情報で心配される必要はありませんが、日本は地震国であり、地震が起こらない場所はないと言っても過言ではありません。日ごろから地震に対する備えをお願いいたします。
引用:気象庁|地震予知について (jma.go.jp)
つまり日時や場所を特定した情報は科学的に不可能でありデマということになります。
地震自体は毎日起きていますし、日本は地震大国なためいつどこで巨大地震が起きてもおかしくありません。
適当な日にちを言ってたまたま当たっていたという可能性も十分にあります。
しかし、地震の日時や場所を特定する本物の予言者・占い師などいますが、それ以上に偽物の予言者・占い師が多いのが事実です。
だからと言って、毎回真に受けていたら気持ちが持たないのでしっかりと地震対策をしてのんびり生活しましょう!
まとめ
地震予知は不可能な理由についてはいかがでしたか?
地震が予知出来たら多くの被害を減らせるのにと考えてしまいますが、現時点ではなかなか難しいですよね…
だからこそ、デマには惑わされないようにしたいです!
とはいえ、日本は地震大国で日常的に地震が起こっているため対策はしっかりとしてくださいね♪
最後までご覧いただきありがとうございます!
読んでくれたあなたに幸せが訪れますように♪
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